はじめに
パーキング・アシスタント/装備内容
・パノラマ･ビュー（リアのみ）
・アクティブPDC/パーク･ディスタンス･コントロール
（フロント&リア、ビジュアル表示機能付）
・ペダル踏み間違い急発進抑制機能
・パーキング･アシスト（いわゆる自動駐車、並列/縦列）
・リバース･アシスト/後退時ステアリング･アシスト機能
発進/停車時の安全機能、アシスト機能をまとめたものが
【パーキング・アシスタント】になります。
新型MINIはどのモデルもこの内容が標準で装備され、
COUNTRYMAN、ACEMAN、もしくはグレードがS以上の車両になると
【パーキング・アシスタント・プラス】※1が装備されます。
※1：以下のカメラ機能の拡充が入ります。
・パノラマ･ビュー（フロント&リア）
・サラウンド･ビュー･システム
・リモート3Dビュー
・ドライブレコーダー
駐車スペースの認識
新型MINIが駐車スペースをどのように認識しているかというと、
バンパーの側部に設置されている超音波センサー、
また、装備に応じて駐車スペース サーチ用のアラウンド ビュー カメラも使用されます。
この超音波センサー、もしくはカメラに
『駐車可能なスペースがある』ということを認識させなければいけないので、
一度空間を通り過ぎる必要があります。
ここが「自動駐車が反応しない！」という方のポイントです。
具体的にどのようにしなければならないかというと…。
車速が 35 km/h 未満のときに、駐車車両の列から最大 1.5 m の距離で、
ホイール回転数と各超音波センサーからのセンサー データに基づいて適切な駐車スペースを特定…
実際にやってみましょう
細かい数字で言われても想像つかないので、
『成功しやすい方法』をご紹介いたします！
あわせて公式の説明動画もぜひご覧ください。
例えば、大型商業施設や、はじめて駐車する場所などで、
後ろから車が来てしまうと焦った気持ちになってしまいますよね。
そういった場面でなるべくスムーズにアシスト機能をご利用いただく為、
自動駐車利用時に気を付けていただきたい点をご紹介いたします！
駐車したいスペースを見つけ、
そのままゆっくり、真っ直ぐに進みます。
この際、駐車しやすいように車体を斜めにするように操作してしまうと、
空間の認識が外れてしまうことが多いようです。
車体が完全に駐車スペースを通り過ぎたあたりで一度停車し、
シフトスイッチを『R』に変更、
もしくはパーキングカメラボタンを押します。
MINIの超音波センサーは前後バンパーの側部に設置されているので、
それらに空間を覚えさせるようにしていただけると良いと思います！
ディスプレイ上で駐車の種類を選択します。
・並列駐車
・縦列駐車
・前向き駐車（前進して駐車） など…。
MINIが提案してくれるコマンド上に矢印が付いているので、
MINIがどういう風に行動してくれるか、直観的にわかるようになっています。
ディスプレイ上のリアカメラ画面に『P』のマークが表示されているか、
駐車したい場所にきちんと設定されているかを確認します。
必ず周囲の状況を目視でチェックし、安全が確認出来たら、
ステアリングから手を放した状態で、ゆっくりとブレーキから足を放しましょう。
ステアリング、アクセル、ブレーキの操作だけでなく、
切り返しからパーキングブレーキをかけるところまでMINIにお任せいただけます。
ただ、MINI自身の操作で駐車している際にも、目視で周囲に気を配りつつ、
危険を感じた場合にはブレーキの介入ができるようにしてくださいね。
自動駐車中に運転者の介入があった場合は、自動駐車を中断いたします。
再開する際は、ディスプレイ上で『再開』を選択してください。
新型MINIで装備されている
【パーキング・アシスタント】、【パーキング・アシスタント・プラス】では、
ほかの車両が駐車されていることを前提に設計されています。
駐車したいスペースの左右両方に車がない場合は、
自動駐車はご利用いただけません。
ですが、一部車両にてご購入いただける
【パーキング・アシスト・プロフェッショナル】では、
周囲に車両がない状態でも駐車可能になるようです！
次回、当店の試乗車、ALL-ELECTRIC MINI JOHN COOPER WORKS.で
実際に利用してみた様子をお届けしますね！
